ひとりごと
〜2005.July〜

この世でいちばんかんじんなのは
ステキなタイミング

(坂本九「ステキなタイミング」より)



7.25 mon.

ツーカー年内に消滅だそうです。






・・・え?



(つд⊂)ゴシゴシ



(;゚ Д゚)



(つд⊂)ゴシゴシ



  _, ._
(;゚ Д゚ )




なんだとおぉ!!!!






確かに、どーかとは思ってたよ。
現在の機種に変更してもうすぐ4年。バッテリーも限界に達しているのに、
イイ感じの機種も出ないし、さすがのワタシも愛想を尽かしかけてたというか。




(ちなみに茶有の希望は、カメラ付き・背面液晶つき・薄型で赤っぽい色の機種。
要するに、関西・東海で発売されてるTK41のピンクバージョンが東京でも出れば、
すぐにでも買う、といふだけの話なのです。
お客様センターに「東京でもピンク出せやゴルァ!!」というメールを
送ったこともあったのですが、見事にスルーされました。しょんぼり。)




でもね、この「シェア4%」ってところがよかったの。
こーゆービミョーなアウトロー感が、茶有アイデンティティにぴったりだったの。
TU-KAの携帯使ってるってだけで、飲み会のネタになったの。
そんなとき感じる「一般人とは違うジブン」感に、ちょっと優越感を感じてたの(笑)。







料金はどうなるのか。ツーカーは料金の安さが魅力だったんだから、
もしもあんまり高くなるようだったら、ナンバーポータビリティ後、
速攻でボーダフォンに切り替えてやる!


(Docomoには絶対に替えません。そもそも携帯電話を持ち始めたきっかけが
NTTへの不信感だったんだから。この辺の話は2001年9月29日のニッキ参照。)




あと、この4年の間にたまったポイント1万数千ポイントはどーなるの?
まさかそんなことは言わないとは思うけど、万一、合併後は使えなくなるとか
ほざくよーだったら、交換できるだけ交換した後で、全部ヤフオクで売り飛ばしたる!







とにかく、もう限界も近い私のフリップ式携帯電話。
現行のTU-KAさんには安らかに老衰死を迎えてもらい、
そのまま若い世代(au)に引き継いでいくことになるのか。




それとも、最後にムダに(TU-KAに対して)嫌がらせして、
サクっと他社に乗り換えるのか。




どちらになるかは、これからのKDDIの対応次第ですな(笑)。










7.14 thu.

もう一昔前・・・と言えるトシになってしまったことが、
何よりも悲しいのですが(笑)。







高校三年のとき、放送部に所属していた私は、引退記念に一本の
テレビドラマ(確か13分だったと思う)を作りました。




今となっては大昔のことなので、人物の名前とか、細かいことはもう
ほとんど忘れてしまったのですが、主人公は高校生の女の子です。
正義感があって成績もよく、常にクラスの中心にいるような女の子でした。




ある年の正月、主人公は自分で貯めたお金(お年玉ということになっていた)
10万円を、施設に寄付します。その行動は地元の新聞にも取り上げられ、
彼女は一躍有名人になりました。




でも、そんな主人公の活躍を、快く思っていない一人の女の子がいました。
彼女は道のゴミ拾いや老人のお世話など、地味な奉仕活動を黙々と続けて
いた子で、派手なボランティア活動を続ける主人公の行動ばかりが脚光を
浴びてしまう現状を、彼女はとても悔しく思っていました。




そんなある日、地味な彼女は、怪しげなおじさんと一緒にベンツに乗り、
イカガワシイ場所へと入っていく主人公を目撃してしまいます。




[ウラ話 その壱]
ちなみにこのシーンは、ベンツ持ってる先生から車を借りて顧問の先生に
運転してもらい、助手席に主人公役の女の子(しかも制服姿)を 乗せて
ラブホテルの駐車場に入っていくという(建物の中までは入りません!)、
かなりキワドいロケを敢行した記憶が。よーやったわ、高校生なのに(笑)。




さて話を戻すと、その後、地味な女の子は、主人公の行動を尾行し、
ついに寄付金の出所を突き止めます。主人公は、援助交際やギャンブルで
稼いだ金を、自分が有名になるために施設へと寄付していたのでした。




[ウラ話 その弐]
ここも、主人公役だった後輩の女の子にパチンコ屋から出てこさせたり、
タバコを吸う真似をさせてみたり(もちろん吸わせてません!)と、
かなりキワドいロケを連発。主人公役のIさん、スンマセンでした。
若気の至りです、許してください(笑)。




主人公の行動が許せなかった地味な女の子は、その事実を学校や新聞社に
リークします。マスコミは一転して主人公に対するバッシングを始め、
学校側は主人公の退学処分を決定します。




主人公にしてみれば、悪いことをしたつもりはまったくありません。
最終的にお金は必要とされているところに渡り、そして自分は
望んだ名声を手に入れることができたのです。これによって不利益を
被る人などいません。にもかかわらず自分が悪人として扱われてしまう
ことに絶望した主人公は、自らの命を絶つべく屋上へ向かいます。




そして主人公が自殺を考えていることに気づいた地味な女の子は、
それを止めさせようと階段を駆け上がっていく…シーンで画面が
フェードアウトして終わり、というのが、だいたいの話の流れです。
(細かいシーンはかなり記憶が曖昧。ま、自分の作品なのでいいよね。)







「飛び出せ青春!」的な作品が好まれる高校生の放送コンテストで、
何とか審査員に一泡吹かせたいと思って作ったのが、このドロドロな
ドラマだった訳ですが、このとき考えたことって、意外に今の自分にも
通底しているような気がします。







私自身は、主人公の行動をまったく悪いことだとは思っていません。
しかし、地味な女の子の嫉妬心を非難することもできません。
(だからこそ、こんな結論のはっきりしないドラマを作った訳ですが。)




つまり、意図がどうあれ結果が成功したならば、その行動は賞賛されて
しかるべきだと思うし、逆にすぐに大きな結果につながらないような
地味で地道な行動であっても、やはりその意図と努力は評価される
べきだと思うのです。




もちろん、慈善活動なら何でも賛成する訳ではありません。
「意図に賛同することができず」「結果にも結びつかないだろう」
と思われる活動の方が、世の中にはむしろ多い訳ですし。




そういった、活動自体が自己目的化してしまった「運動」に対しては、
私はおそらく人並み以上に忌避感を抱いています。だからこそ、
イラクで拘留された三邦人に対して「奴らの自己責任だ!」などという、
メディア研究の院生らしからぬことを主張できてしまう訳です。




(いや、世論の多数派の言い分は、とりあえず疑ってかかるのが院生の仕事
みたいなモンやから…って、こんなコト言うと皆さんに怒られそうですが)







だから、細かい話でいえば、赤い羽根にはビタ一文出しませんが、
災害が起きたときの緊急募金には、少額ながら募金するようにしてます。
学部生時代は老人介護のボランティアやったこともあったし、
今でも子供相手にワークショップなんかやったりもしてます。




もちろんそれが「被災者のため」「子供たちのため」ということ以上に、
「自己満足のため」「単位のため」「自分の研究のため」であることは
承知の上で、です。2ch標語でいうなら、やらない善より、やる偽善。







…って、なぜ唐突にこんなことを書いたのかというと、
最近、ちょっと気になる報道が目に留まったからです。







一つ目は「飢餓で苦しんでいる国でこそコロッケを食べてほしい。
ジャガイモはどこでも栽培できる」といってアフリカ・ケニアに
出店した、
「コロちゃんのコロッケ屋」の記事。




もちろん、宣伝効果その他諸々を見込んでの出店でしょうし、
マクドナルド的文化帝国主義への批判もあるかもしれないけれど、
それにしてもこの信念と行動力はすごいと思うのです。




(文化帝国主義は、基本的には「利益を生み出せる」と判断した国から
拡がっていく訳で、文化帝国主義からも取り残された国への進出は、
文字通り「発展途上」な国への進出に較べて、やはり相当な経済的
リスクを覚悟してないと、なかなか出来ないと思います。)







二つ目は、環境に関する諸プロジェクトを審査し、資金を融資する
ミスチル櫻井・小林武史・坂本龍一による非営利団体「ap bank」




以前の「Act Against AIDS」キャンペーンのときは、バックに厚生省が
いて(そして厚生省が薬害エイズで大批判されていたこともあって)、
官僚仕事的なウサン臭さが漂ってたけれど、これはムムム、という感じ。




CD売上げやイベントで資金を確保し、わざわざ東京都に貸金業登録
までして環境保全プロジェクトに融資し、後にそれを超低金利で回収
するというこの活動は、正直、想定範囲外でした。




この「本気でかなりの経済的損をする覚悟」が見えるところに、
『奇跡の地球 (by桑田圭佑&Mr.Children)』とは異なった、並々ならぬ
決意が感じられるような気がします。成功するかどうかは未知数ですが、
この「意図」に、私などはどうしてもオトコ気を感じてしまうのです。







私は(「意外にも?」それとも「やっぱり?」)ロマン主義者なので、
こういったオトコ気あふれる行動に、素直に感心してしまいます。
素直のなりどころが、どう考えても素直でない、といわれれば、
まさしくその通りなのですが(笑)。







むぐー。こんな感じで修論もサササっと書けたらいいのに…。
いざWORDを開くと指が動かなくなるのは、私の修行が足りないからなのか。










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