ひとりごと
〜2001.May

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない命を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

(さだまさし「風に立つライオン」より)


5.31 thu.

いつの間にか5月も終わり・・・といふ訳で、勢い余ってプレステを購入。しかもヤフオク。
実は、勢い余って、本体を購入する前にソフトも買ってしまっていたりするのです。しかも電車でGO!
お金もないくせにね。勢い余りまくり。おかげで来週からはバイト三昧の日々ですさ。ああそうさ。


何故だか分からないのですが、最近ハマリ気味のこのゲーム。前はテッちゃん専用って感じであまり
よい印象を持っていなかったのですが、鉄道関連の会社を訪問している間に、そこで働く皆さんや
志望者のあまりの知識量に驚き、「こりゃちょっと勉強せんといかんかな」と思ってゲーセンのあの運転台に
座ってしまったのが運のツキ。電車の運転は車の運転よりカンタン、という話は聞いたことがあったのですが、
実際、運転席はいたってシンプル。だからこそ奥が深い。・・・ハマリそ。


でも、やだなー。だって、2月22日の日記で「私はテッちゃんじゃないよ!」って強調しておいたのに、
こんなゲームやってたら嫌でも「キハ○○系」とか覚えてしまうやん。
そこそこにしとこっと。・・・でも、約3年前、マメヤマ様に連れられて初めてゲーセンで音ゲーやったときも、
同じこと思ったんだよね。それが今では・・・わー!怖いよー!(笑)




話は変わります。
先日東京へ行ったとき、東京駅近くで軍歌を撒き散らして走る右翼の街宣車に遭遇したのですが、
あの車って、車体にいろいろ主張が書いてありますよね。
「北方四島は日本固有の領土」とか、「日本は天皇中心の神の国」とか(←ウソ)。
でも、私が見た車は違ったのです。その車に書いてあった衝撃の一文とは・・・


「気をつけよう 甘い言葉と悪徳商法」


・・・おっしゃる通りでございます(笑)。
いや、私自身どちらかといえば相対的右派思想の持ち主なので、北方四島とか竹島とかの問題では
日本はもっと強く出るべきだと思ってるし、小泉首相の靖国公式参拝にも大賛成なのですが、
それって思想の問題であって、互いに議論すべきことでしょ。
でも、これ、反論のしようがないやん(笑)。
こんな思わず頷いてしまうような軟弱な意見が街宣車に登場するとは・・・時代は変わったのう。




また話は変わりますが、今さらながら、勢い余ってモー娘。のベストを借りてきてしまいました。
名曲「ふるさと」にむせび泣いてしまいました。
九州の田舎に帰りたいにゃー。



・・・勢い余りすぎて暴走状態(笑)。




5.21 mon.

昨年10月の日記で、タニ ハヤト(読みにくくてごめんなさい。事情があって彼の名を漢字表記できないのです)
について勝手に盛り上がってた一時期があったの、みなさん覚えてますか?


あの時の日記に関して、先日、アンドレア(・・・だと思う。ドイツ語読みは分からんが)というドイツの女性から、
一通のメールが届きました。以下、日本語訳(ちなみに原文は英語)。


「『タニハヤト』についてネットで調べているときに、偶然あなたの日記に出会いました。
 私は日本語が読めず、従ってあなたの日記に何が書いてあるのかも分かりません。
 ただ、彼(=タニ)の名前だけは読むことができるのです。
 私は日本の俳優であるタニハヤトに興味を持っており、あなたの日記に
 いったいどのようなことが書かれていたのか、とても気になっています。
 あなたもタニハヤトのファンなのですか?
 もしよければ、お返事くださいね」


・・・インターネットの恐ろしさを実感した一瞬。
調べてみたら、確かに言語体は西ヨーロッパに設定されていました。
新手のネット詐欺か!?との不安も拭えないのですが、それにしてはあまりにもリアルというかマヌケというか。


しかし、仮に彼女の言ってることが全て真実だったとして、いったい彼女はどういった経緯で
タニハヤトを知り、ファンになったのか。
必死になってタニハヤトの漢字表記を勉強し、日本のサイト検索してまで彼に近づこうとするその情熱は
どこから湧き出てくるものなのか。
そもそも、彼女はタニハヤトのどこにそんなに夢中になっているのか。


疑問は絶えないのですが、私が一番悩んでいるのは、果たして返信してよいものか。
返信するとして、あの日記をどうやって英訳するのか。


そう、ここが一番の悩みどころなのです。下手すりゃ日本人の品位・・・とゆーか頭の構造を
疑われかねないような文章だしね。
いや、日本人だけどキミの頭の構造疑ってるよ、って方も多いでしょうけど(笑)。
毎回この日記を読んでくれてる人はまだよいのですが、何の予備知識もないしかも外国の人に
いきなり「オーストラリア産タニハヤト(しゃぶしゃぶ用)」なんて言ってもねえ。
大体、これ、どう英訳すればいいのか分からんし(笑)。



ってな訳で、昨年10月25日及び27日の日記をうまく説明しつつ、上品に、辻褄の合うように英訳して下さる方、急募!



・・・いないとは思うけど(笑)。




5.17 thu.

終わってしまいました。いつの間にか。粛々と。
が、終わったら終わったで、何もやることがありません。
卒論もやんなきゃいけないんだけど、何かまだ遠い先の話で実感が湧かない。
ってゆーか、もう朝4時半に起きて高速バスに乗らなくてもいいことや、しばらくはスーツを着なくてもいいこと、
来年の今ごろは自分がいわゆる「会社員」と呼ばれる身分になっているであろうこと、すべてにおいて
実感が湧きません。
だからという訳ではないのですが、何をすればよいのか分からず、ここ2日、何もしていません。
映画観て、CD聴いて、バイトして、作品撮って、卒論書いて・・・って、就活中は「終わったらこれやろう!」という
想いばかりが募っていたのに。いざ自由の身になってみると、ぼけぼけ。
さて、何をしよう。これだけで残り9ヶ月間が過ぎていきそうな恐怖感・・・も実はない。あんまり。
完全に思考停止状態。ほへ−。



就職活動の総括は、Charlie's Private RoomのコーナーにRecruitのコーナーを現在制作中です。
いったいどのような会社を廻り、どのような試練を受け、どのように撃沈され、どのように這い上がっていったかを
記録するつもりです。自分自身、この長くて短かった半年を整理したいっていう気持ちが強いし。



京都で女性がメル友に殺された事件など、物騒な事件が相次いでいますが、
ここつくばでも、先日、大学院生の殺人未遂事件が起こった・・・らしいですね。
「らしい」というのは、ワタクシ、その事件のことを何も知らないのです。
事件が起こった日の夜、両親から電話があって、そこで初めて事件のことを知り、
その後テレビや新聞など注意して見るようにはしているのですが、どこにもその事件に関する情報がないのです。
襲われた院生は幸いにも一命を取りとめたということなのですが、
もうこのご時世、殺人「未遂」事件ごときにニュースバリューはないということなんでしょうか。
事件そのものよりも、その感覚が、何よりも、怖い。




5.11 fri.

浅草で起きた女子短大生刺殺事件の容疑者が逮捕されましたね。
実はあの日、ワタクシ、面接で浅草にいたのです。それも事件のあった言問橋のすぐそばに。
後で事件のことをを聞かされ、びっくしです。
何でこんなことをするのか。普通の反応ですが、犯人に対して強い憤りを覚えます。




で、先日山の手線内で見かけた某週刊誌中吊り広告の見出し。


「浅草レッサーパンダ刺殺事件 犯人の異常な行動!」


・・・うーん。いや、浅草でレッサーパンダ刺殺するヤツがいたら、確かにその犯人の行動は異常ですよ。
でもねえ。一応、この事件は、レッサ−パンダ「の帽子をかぶった男が、人間」を刺殺した事件な訳で。
このカッコの部分を省略してしまうのは・・・何か違う気がする(笑)。




あと、10日付産経新聞の一面コラム「産経抄」のラストにはこんな一文も。

「彼女の通っていた短大の学長は、『人間にあるまじき非道』と憤ったが、犯人は心も体もけだものの皮を
かぶっているのだろう。おっと、そんなふうに書くと動物愛護団体にしかられそうだが」

・・・そんなこと書くから叱られるんだっつーの(笑)。
でも、まあこの挑戦的なスタンスが好きで産経読んでるんですけどね。




あと、先日ラジオで聴いてからずっと気になっていた、ロッキーチャック「Smile in the hole」のCDを購入。
直球ど真ん中。良いです。名曲です。オススメ。まろーん。




も一つ。就職活動ですが、既にだんだんとフェードアウトしつつあるような状況です。
このままだとちょっと不完全燃焼しそうな気がしてきたので、最後の一踏ん張り、気合を入れたいと思います。
ってな訳で、BGMは東京スカパラダイスオーケストラの「フィルム・メイカーズ・ブリード 〜頂上決戦〜」
どんなに遅くとも6月中には結論が出るかなと。というより出さなくちゃ!


「勝ったと思うな、思えば負けよ」


自分自身に言い聞かせる意味で。




5.2 wed.

 One Love Communication
 Miseducation
 Growing up, Groeing up
 Baby, Run & Run


・・・我らがGLAYの新曲、Global Communicationの一節です。

相変わらずひどいね。曲もひどいけど(Bメロ→サビへの流れが完全に破綻)、さすがにこの歌詞はどーかと。
先日の某T版印刷の集団面接(グループディスカッション)で、私たちの班に与えられたテーマは
「日本の英語教育の問題点ついて」だったのですが、まずはこの辺から見直すべきなのではないでしょうか。
以前にも彼らは「栄光ある」の中で「I wish you will be happy life」と唄って私たちのド肝を抜いたし。
「幸せな生活」は送るものです!人間がなるものではありません!(笑)




さて、世間では黄金週間なのだそうですが、私の方はとってもくすんだ5月の幕開けを過ごしております。
面接官にはGWはなかっちゃろか・・・と思うくらい、立て続けの面接。
やけに電車に乗ってる人が少ないな、と思ったら、連休中なんですよね。世間は。
遊びたいよー。ゴールデンウィークとは言いません。せめてメーデーくらい休もーよー(笑)。


何か、労働組合ならぬ、就活学生組合みたいなのがあればいいのに。
この間みたいに過労(過就活?)で倒れると労災がそこから付くの。で、毎年5月1日は「就活学生にも権利を!」って
旗持ってデモ行進するの。要求が聞き入れられないときは、もちろん全学生一斉就活ストライキ。
そして、いつの間にか赤い旗の左上には黄色い星が。あれ、何故か黄色いツルハシも・・・。


妄想は膨らませるためにこの世に存在するのですよ(笑)。


T武鉄道様、T版印刷様。入社した暁には今年の分までしっかり有給取らせていただきますので(笑)。





話は変わりますが、4月24日の私の日記に関して、次のようなご意見が寄せられました。
以下は同月28日のkotokoの日記より抜粋(一部改変)です。

サークルの友人・茶有のサイトの4月24日の日記を見たら、
ウチらの同年代(てことは大学生だよな)の 「つきあったことある率」および「経験率」について書いてあって。
茶有の見解では、女性9割〜10割、男性7割ということで、それを聞いてショックを受けた友人に対して
“現実を見つめよーぜ”とのお言葉があったのですが、 わたしとしては、どっちかっつーとそのショックを
受けてたという友人の方に同感。
その率の数字もちょっと多めに見積もりすぎじゃないのかなぁ? …と思うのですが、どうなんでしょう?
自分とか周りの友人とかをみても、どうも納得いきませんぜ。
まぁ、わたしがこんな片田舎の純朴な大学に通ってるせいもあるんだろうけど。
つか、状況(というか環境)的にはわたしとチャーリーとは 変わらないと思うんだけど、
だとしたらいったい何を根拠にその数字を出したのか。 テレビとか雑誌とかネットとか?
その数字に信憑性はあるの?…と、疑問は絶えません。

了解。疑問にお答えしましょう。
まず、この数字の根拠は、私が高校時代に所属していた放送部の顧問(♂)の一言
「高校生にもなりゃ、女子の半分以上は絶対にやったことあるぜ」
という台詞によります。この言葉に、ド田舎の小さな中学から出てきたばかりの私は大きな衝撃を受けたのです。
そう、ちょうど今回私がショックを与えてしまった彼のように。
ちなみに、私の高校も最寄のコンビニまで徒歩20分というとっても都会的な学校でした。
そんな高校でさえ、6割以上の女子が既に経験済みだというのです。もちろん、この数字もやはりその教師の
経験による主観的判断に過ぎないのですが。


実際問題として、私の周りを見ても、サンプル数は少ないかもしれませんが、「このコは絶対に付き合ったことないな」と
確信を持っていえるのは本当にごくわずかです。ってゆーか限りなくゼロに近いです。


但し、男の方を見ると、必ずしもそうとは言えない状況です。昨今ではようやく女性の社会的地位も
上がってきたようですが、付き合い始めるきっかけはやはり男からのアプローチというケースが
まだ圧倒的に多いというのは容易に想像できるわけで。
つまり、男の世界では、モテる男が女性資源を独占し、モテない男(およびモテようという気のない男)には
いつまで経っても彼女は出来ないという二極分化が起こっている訳です。当然、人数的に言えば、
付き合ったことのある女性の方がある男性よりも多くなりますし、経験率も多くなるはずです。




また、これも経験的にしかいえませんが、どこに住んでいるか、また文系・理系・体育会系といった特性によっても
これらは変化してくることでしょう。kotokoの所属する筑波大学日本語日本文化学類を考えると、確かに

・地方国立大学
・文系(しかも文学部・教育学部的特性アリ)
・人数構成がほとんど女子大状態
・隣は2学棟(女子比率非常に高し) 向かいは3学棟(彼女イナイ系野郎の巣窟)

という条件が揃っているので、数字は全国平均に較べて極めて低くなっているかもしれません。
ただ、東京の友人達なんかを見ていると、やはり「付き合ったことのない女の子」はほとんど皆無に近い
状態ですし、付き合ったことがあるということは経験アリとみてほぼよい訳で。もちろん例外はあるでしょうが。
こんな考えから、大学生の「付き合ったことある率」は女性で10割〜9割、男性7割。
「経験率」はこれよりも若干下がるでしょうし、ツクバではさらに1割〜2割程度低くなるかと。
このような数字をはじき出しました。全て私の個人的見解ですが、一応周囲の状況を踏まえた上ということで。




しかしながら、今回kotokoに言われた疑問、すなわち数字の信憑性については確かに反論の余地はないので、
公式調査を調べてみました。一応私も社会学研究者のはしくれだもんね。データ分析にはこだわらないとね。
・・・ってな訳で、97年に行った、関東地区在住の大学生対象アンケート調査によると、
「現在のパートナーの有無」という質問に対し「あり」と答えた女性は77.0%、男性は50.5%でした。
また、「性交経験の有無」という質問に「あり」と答えた女性は38.9%、男性は50.7%でした。


うーん。こういった質問に関してはねえ。いくら無記名とはいえ、堂々と正直に答えるか?普通。と考える人も
多いと思うし、その意味でこの数字自体の信憑性にも疑問は残るのですが、少なくとも実際の数字が
この調査結果を下回ることは考えにくい訳ですよね。すると、特に前者の質問に関する私の分析は
あながち間違ってはなかったのかな、という気もしてきます。
パートナー「有り」で経験「無し」という、常識的に考えて、多くの場合矛盾した解答をしている女性がかなりの割合
いることからも、後者の調査結果に関しては実数とはかなり乖離しているみたいだし。

となると、やっぱそこまで的外れでもないよね。私の分析。あーよかった。


それにしても、この調査結果、男が全員女子大学生と付き合っているとしても、27%もの女性の
余りが出るんですよね。これって、どーゆーことでしょう。高校生もしくは社会人の彼氏がいる女子大生が
27%ってこと?それとも、27%もの野郎共がフタマタかけてるってこと? 謎は深まるばかり。





分析はいーけど、君自身に関してはどーなのよ・・・ってツッコミはなしってことで。
大抵、専門的に分析している人ほど、プライーベートではその道には疎いものなんです。
講義のうまい言語学者はほとんどいないし、そもそも社会学者なんて反社会的な連中の集まりだしね(笑)。








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