ひとりごと
〜2006.January〜

もちろん挑戦することはできる。だが最後は必ず負ける。
この世界は大物によって支配されているからだ。


(リチャード・リンクレイター「スクール・オブ・ロック」より)



1.21 sat.

いいかげんに更新しないと、zero-yen.comから追い出されてしまうので…(笑)。




改めまして、みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もSay Hello to Max Weber!は、細く長くゆるゆるに、茹ですぎの蕎麦のように
やってまいりますので、ひとつ気楽にお付き合い、よろしくお願いいたします。




えっと約2ヶ月間、更新をお休みしていた訳で、その間に溜まった
言いたいことはたくさんある訳ですが、とりあえずタイムリーな話題から。







ライブドアに強制捜査が入った、というニュース速報がテロップに流れた時、
まず思ったのは、「なぜこのタイミング?」という点でした。




ずっと捜査を内密にやってきていて、警察や検察が「イケる!」と判断したから
ついに突入した、などというドラマチックな展開はまったく期待はしてないし、
基本的には「誰かが」「何らかの意図を持って」「タイミングを見計らって」
情報をリークしたとしか思えません。こういう強制捜査って。




でも、先の衆院選では自民党はホリエモンを一押ししていたので、
「この時期にライブドアをスケープゴートに仕立てて誰が得をするのか?」という
問いに対して、我ながらすぐには答えを見出せずにいたのです。




でも、その日の報道ステーションを見て気づきました。
そっか。ヒューザー・小嶋(&自民党・伊藤)への疑惑をそらすためにやったのね。




思い切ったわー、自民党(たぶん森派かな)。ある程度自分に批判の矛先が向くのは
覚悟の上で、敢えてホリエモンを切り捨てて、伊藤元国交大臣を守るとは。
見事、肉を切らせて骨を断った感じ。悔しいけれど、敵(?)ながらあっぱれ。







それにしてもマスコミの皆さん、その思惑に乗りすぎ。
いくらIT企業嫌いだからといって、われわれの生活に密着した重大問題なのは
どー考えても耐震偽装問題だろうし、アンタ方自身そう言ってたやんけ。




そしてナベツネ。「我々の見る目は正しかった」って。あのー、粉飾決算事件で
上場廃止に追い込まれたはずの所沢の某球団の件はなかったことになったんで
しょうか…。あと1969年の日本テレビの粉飾決算事件とか。2004年にも
日本テレビ株は西武鉄道事件に絡んで監理ポストに回されてるし…。







やっぱ、権力者(今回の場合は、マスコミだって立派な「第四の」権力者)にとって、
都合の悪いことはなかったことにされるんやなー。







今月の冒頭文は、映画「スクール・オブ・ザ・ロック」の主人公で、ロックに命を
かける熱血教師・デューイのセリフです。何か彼の気持ちが分かる気がしました。
(ちなみにこの台詞、気に入ったので、つい修論でも引用してしまった…/笑)







さて最後に、遅まきながら新年の初笑いをば。




思うように修論が進まず、追い詰められていた昨年12月。
茶有の元に、一通のこんなメールが舞い込んできました。




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さて追い詰められて精神的におかしくなりかけていた茶有は、
このメールを見た後、いったい何をしたでしょう?答えは10行後(笑)。










正解は「国税庁のデータベースを確認した」でした。
(http://www.nta.go.jp/category/toukei/tokei/menu/minkan/h16/pdf/1.pdf)




ちなみに国税庁が発表した平成16年の「給与会計別給与所得者数・構成比」調査を
見ると、年収1000万以上の女性の数は、全体の0.9%、人数にして16万7千人です。
もし本当に3万人がこのサイトに登録しているとすると、何と日本全国の年収1千万円
以上の女性のうち、実に5.6人に1人がこのサイトに集結していることになるのでした。




さー、金のない男子大学院生諸君、アナタも今すぐ登録を!







…あー、確かに追い詰められてたわ。自分(笑)。








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