ひとりごと
〜2005.August〜

こんなしがない世の中で
振り向くたびに もう若くはないさと

(桑田圭佑「祭りのあと」より)



8.23 tue.

選挙の季節ですね。
今までにも何度か表明してきているように、茶有の支持政党は
「維新政党 新風」なのですが、先日、党のサイトを見に行って
みると、こんな「声明文」が…。




わが維新政党・新風は、残念ながら
資金的事情でこの総選挙には出馬できないが、
戦後体制派各党の混迷の深まりの中で、平成十九年夏の
参院選での一大躍進を期して着々と歩を進めて行きたい。




ああ…悲しいかな泡沫政党。せつな過ぎるっす。







さて「新風」がダメとなると、茶有の中で俄然注目の的になって
くるのは、コイズミでも、オカダでも、もちろん赤旗でもなく、
われらが唯一ネ申、世界経済共同体党の又吉イエス様です(笑)。




その唯一ネ申ですが、今回、公式サイトの主張を見てみると、
これまでに較べて考え方がだいぶ分かりやすくなってました。
人によってはブっ飛び要素が少なくなったように感じるかも
しれません。少々さびしいような気もします。




又吉イエスの主張を簡単にまとめると、こんな感じ。




・郵政民営化には反対である。


・首相の靖国参拝にも反対である。


・国連に統制された多国籍部隊によってイラクの治安は守られるべきである。


・日本も国際社会の一員として、自衛隊をイラクで活動させるべきである。




これだけ見ると、政治的主張としては、かなり普通です。
でも、しょんぼりするのはまだ早い!よく見ると、やっぱり
ネ申ならではのブっ飛び政策が随所に散りばめられておりました。




従って、その場合に日本の天皇制、イギリスの王制等は(…)、
世界を単位としての政治形態である唯一神又吉イエスの
世界経済共同体の、公平・平等の原理・原則の平等性に照らし、
廃止しなければいけない。




天皇制はともかく、「イギリス王政廃止」を衆院選の公約に
掲げる候補者。さすが唯一ネ申!(笑)




又吉イエスの暴走はまだまだ続きます。




尚、イラク国民にも物言おう。その誇り高さ故に自らの
内側にのみ向く精神・考え方になってはいけない。(…)であるから、
アメリカをはじめとする駐留軍に対して少しばかりの我慢または
大いなる我慢も必要である。




何を隠そうこの文言、先の参院選で、選挙カーで流してたらしいのです。
参院選の演説で「イラク国民に物言」い、しかも他国民に対して
「大いなる我慢」を要請する候補者。これこそ唯一ネ申!(笑)




そもそもこのお方、衆院選(このときは参院選)候補者のはずなのに、
目指しているところが違ってます。




唯一神又吉イエスの世界経済共同体は人類の歴史の終着駅であり、また、
これからの人類の永遠の歴史である。この世界経済共同体を唯一神
又吉イエスが日本の首相、そして国連事務総長を務めて実現する。




首相を目指して参院選に出馬している時点で、現行制度上では
かなり無理があるのに、さらに国連事務総長まで目指す候補者。
以下略!(笑)




そして、よく見たら、郵政民営化反対も、靖国参拝反対も、
結論部にはお決まりのこの文言が添えられておりました。




よって、小泉純一郎は腹を切って死ぬべきである。のみならず、
唯一神又吉イエスは彼を地獄の火の中に投げ込むものである。




又吉さん、やっぱアンタネ申だよ!!




ちなみに唯一ネ申・又吉イエス様は、「特設ページ」において、
民に対してこんなお言葉を投げかけられております。




現在までの政治資金は全て、唯一神又吉イエスの
持ち資金で賄って来ましたが、それが底をつきました。
(…)つきましては、献金ご希望の方は、
次のどちらかの口座へ振り込みをお願いします。


●郵便振替
記号○○○○○ 番号□□□□□□□□ 世界経済共同体党


●東京三菱銀行 高田馬場支店(店番号053)
口座番号(普)△△△△△△△ セカイケイザイキョウドウタイトウ




やっぱり、せつな過ぎるっす(笑)。




ちなみに、イエス様はこんなことも申しておりました。




郵政民営化問題・失業問題・財政破綻問題・
靖国参拝問題・外交問題その他、
唯一神又吉イエスに解決できないものはない。


(「都庁記者クラブでの会見時配布資料」より)






…だったら、その前にご自分の資金不足問題を解決してきてください。
アナタはネ申なんですから(笑)。










8.15 mon.

靖国神社にお参りに行ってまいりました。
初詣には何度か行ったことはあったけれど、8月15日に行くのは初めて。
すごい人手でした。印象としては、お正月のときといい勝負かも。




ながーい参道を一人てくてく歩いていくと、途中で演歌歌手が
営業してたりして(記念式典のイベントだったらしい)、こんなんで
いいんか?もっと厳粛なもんやないんか?という疑問も感じたり。







さすがに昇殿までするほどの信心者ではないので、下からお参り。
茶有は「宗教法人に無駄金は出さない」がポリシーなので、基本的に
(どこの神社・お寺に対しても)賽銭は投げないことにしているのですが、
今回は応援の意味も込めて、1円玉を1枚、賽銭箱へ。




2礼2拍手の後、お参り。
最初は「修論が無事完成しますように」とお願いしようとしたのですが、
さすがに不謹慎だし、ここに祀られているのは学業成就の神様では
なかったと思って、普通に今の日本の繁栄を感謝します。




最後に1礼をして、速やかに退出。
別に何が起こるわけでもなく、淡々と終了しました。
感覚としては、実家に帰ったときに行くお墓参りとそんなに変わらない感じ。
周りにいる人たちも、幅広い世代の人がいたけれど、普通の人たちでした。




果たしてここで「次やるときは負けません」と、軍国主義化への誓いを立てる
元軍人や、戦犯の人たちに対して「あなた達の無念は必ず晴らします」と
約束する若者が、何人いるのだろうか。大いに疑問。







帰りには、遊就館のお土産屋を物色。
ここは零戦の模型とか、海上自衛隊写真集とか、陸軍帽とか、
軍ヲタ用のグッズ売り場と化しているところで、いつ来ても面白い。




あと、食堂のカレーが「よこはま海軍カレー」なのも笑えます。
食べようかとも思ったけれど、混んでいたのでまたの機会にすることに。
また「靖国神社お守りストラップ」とかは本気で買おうか悩んだけれど、
ストラップの根元に鈴がついていて、音がうるさそうだったので断念。




うーん、あのストラップつけて大学に行ったら、みんな引くかいな(笑)。
以前、携帯の着メロを「君が代」にしていたことがあったのですが、
一度かなーり左側に位置する先生の授業中にそれが鳴ってしまった
ことがあって、あの時はさすがに焦った(笑)。







結局、自分がとっているこういったスタンスって、強固なポリシーに
基づいている訳ではなくって、半分はネタなのですね。
だからそれが「シャレにならなく」なったとき、すごく焦る訳です。




でも、どうなんだろう。若い人たちの中には、
そういう人って結構いるんじゃないのだろうか。
結局は、靖国も、君が代も、政治問題化されるが故に、
「ネタ」になってしまっているような気がする。







正直に言ってしまえば、自分が今回お参りに行った目的も、
自分の政治的なスタンスを表明するためと、このニッキの
ネタ探しをするためと、半々です。




そんな不謹慎な気持ちで行ったからなのかもしれませんが、
少なくとも私には、軍靴の足音は聞こえませんでした。










8.14 sun.

8月15日が近づいてきておりますので。
予告通り、高橋哲哉『靖国問題』をここでは取り上げたいと思います。
話題が話題なので今回は少々堅苦しい話になるかと思いますが、
「戦争をめぐる歴史のポリティクス」という極めて難しい問題について
考えてみるのも、60年に1回くらいは、よいのではないでしょうか。







とはいえ、批判点を全部挙げているとキリがないので、
最も気になった点を一つだけ挙げるとすると。







私が最も気になったのは、高橋氏の議論が「徹底的に靖国反対の
立場から展開されていること」
でした。仮説と結論は
似て非なるものであって、初めから結論が決まっていることについて、
どれだけ資料を集め、議論を積み重ねたところで、説得力は皆無です。
例えば、以下の文章。




先に、戦死者を出した遺族の感情は、ただの人間としてのかぎりでは
悲しみしかありえないだろう、と述べた。ところが、その悲しみが
国家的儀式(=戦死者を靖国神社に神として祀る顕彰のシステム)を
経ることによって、一転して喜びに転化してしまうのだ。


悲しみから喜びへ。不幸から幸福へ。
まるで錬金術によるかのように、「遺族感情」が
一八〇度逆のものに変わってしまう
のである。


(p43 カッコ内は引用者による。強調は原文ママ。以下同)




つまり氏によれば、靖国とは、「悲しみから喜びへ」の
国家的な「遺族感情転換システム」であった、という訳です。




遺族の不満をなだめ、家族を戦争に動員した国家に間違っても不満の矛先が
向かないようにしなければならないし、何よりも、
戦死者が顕彰され、
遺族がそれを喜ぶことによって、他の国民によって自ら
進んで国家のために
命を捧げようと希望することに
なること
が必要なのだ。(…)これこそ、靖国信仰を成立させる
「感情の錬金術」
にほかならない。(p44)




そして、その「靖国(という顕彰システム)」の呪縛から
逃れるための方策として、次のような手段を挙げます。




もしそうだとすれば、靖国信仰から逃れるためには、必ずしも複雑な論理を
必要としないことになる。一言でいえば、悲しいのに嬉しいと
いわないこと。
それだけで十分なのだ。まずは家族の戦死を、
最も自然な感情にしたがって悲しむだけ悲しむこと。(…)悲しさや
むなしさやわりきれなさを埋めるために、国家の物語、国家の意味づけを
決して受け入れないことである。(p51)







氏は一見、非常に論理的に議論を展開しているように見えますが、もしも
本当に論理的にこのことを説明しようとするならば、まずは「家族が
死んだときには、悲しみを感じるのが自然である」

という前提を立証しなければなりません。




(高橋氏の文章が 非常に鼻につく強調フォントの使い方
していたので、今回はこのニッキもそれに倣った書き方
しています。非常に読みにくいとは思いますが、ご勘弁を)




「自然である」などという言い方は極めて本質主義的であって、この言い方が
許されるのであれば、「国家に動員され国家のために死を遂げた兵士なの
だから、国家が彼らを慰霊し顕彰するのは自然である」という
賛成派の言い分だって、許されなければならなくなるはずです。








そもそも、どんな根拠を持って「自然である」といい切る
ことができるのか。
日本にだって「間引き」や「姥捨て山」のような
習慣は普通に存在していた訳で、そもそも「家族が死んだら悲しむものだ」
という「自然の摂理」だって、近代以降の家族システムの成立によって
=国家によって準備されたものであるという可能性を、
初めから「あり得ない」とすることなどできないはずです。




そういった自然と思われていることが本当に「自然」なことなのか、
それを検証するのが、歴史を分析するということ
なのではないのか。







ところが、高橋氏はこの重要な前提を「所与のもの」とした上で、
「だから靖国はよろしくない」という議論を展開します。
文の冒頭で、あらかじめ以下のような逃げ道を用意した上で。




私は歴史家ではなく、哲学者の端くれである。靖国神社がどのような
ものであるかを知るためには、その歴史を知らなければならないが、
本書の中心テーマはそこにはない。靖国神社の歴史を踏まえながらも、
本書では、靖国問題とはどのような問題であるのか、どのような筋道で
考えていけばよいのかを論理的に明らかにすることに重点を
おきたい。(p8)




しかしながら、氏のやっていることは「靖国神社を「許されないもの」
として考えるための筋道を提供する」ことに他なりません。そういう
思想的誘導・宣伝のことを、世間ではプロパガンダといいます。
私が「初めから結論が決まったデキレース」と言い切る根拠は、
ここにあります。







本当に「靖国問題とはどのような問題であるのか」を「論理的に明らかに」
したいのであれば、戦後の左翼運動の歴史(そこには筑摩書房を
含む、メディアの思想的展開の歴史も含まれます)

踏まえながら、靖国神社をめぐるポリティクスの歴史を、冷静に緻密に
分析・検証するという作業以外にはありえないと考えるのが、
自然なことのような気がするのですが。









8.13 sat.

資料の狩猟のために(うまいっ)、ちょいと長野に行っていたのですが、
帰路、せっかく18きっぷだったので、ここは無意味に遠回りしなければ
もったいない!ということで、名古屋回りで帰ってまいりました。



名古屋には仲良くしていただいているツクバ時代のサークルの先輩が
住んでいたので、時間が合えば一緒にご飯でも…と思っていたのですが、
当日朝になっても連絡がつかず、結局何の予定も立てないまま、
下り各駅停車に揺られること4時間。



しかし、名古屋までもう少し!というところまで来たとき、
私の目の前に飛び込んできたのは、隣のホームに途中停車
していた「快速 エキスポライナー」でした。



あ、万博やってんだ。とそこで気づいた私は、「そうだ、万博行こう」
(JR東海だしね…笑)と、急きょ予定を変更、とゆーか予定を決めて、
エキスポライナーに飛び乗ります。



ところが、「リニモ」乗換駅である万博八草駅に着いたとき、例の先輩から
電話が。「もうこっち着いてんの?よかったらメシでも食おーぜー」とのこと。
別に万博に対してそれほど深い思い入れをもっていた訳でもないので、
結局、再度予定を変更して、エキスポライナー(来た列車)で引き返すことに。



こうして私は、期せずして万博の入口(リニモとそれに乗るための行列)
だけを堪能して帰ってくることになったのでした(笑)。






それにしても、入口まで往復しただけでも、今回の万博のいびつさは
よく見えてきますね。例えば、前述の「エキスポライナー」は10両編成
なのですが、走っている路線は、普段4両編成しか通らないローカル線。



なので、エキスポライナーは「快速」と称し、そのローカル線内は途中駅に
停めずに爆走しようとするのですが、通過待ち設備どころか、そもそもは
単線区間として作られたローカル線です。どう考えてもダイヤ設定に無理が
あって、結局、一駅進んでは止まって…(でもドアは開けない)の繰り返し。



要するに、JR酉が万博キャンペーンポスターを作るために、直通快速運行中!
という事実が必要だったんだろーなー、と邪推を招くだけの結果に。






リニモにしたって、万博終了後はどうなるの?って感じです。
初めは土浦高架道路のように、意味のない道路に変わるんかいなーと
思っていたのですが、調べてみると、どうやら万博終了後も
「地域住民の足」として運転を継続させる様子。



なるほど。リニモが、3両編成という入場者目標に対して明らかに
小さすぎるつくりになってたのは、そーゆー訳だったのですな。
でも逆を言えば、そんな需要しか見込めないところを、万博の名の下に
税金使って「宅地開発」するんかい、と、やっぱり邪推してしまいます。



今回の会場が、第2のツクバにならないことを祈るばかりです。


(ちなみに第1のツクバは、再来週、ようやく鉄道が開通します。
普通に6両編成です。快速や特快もあります。よかったね。
「万博記念公園駅」には各停しか停まりませんが(笑)。)






それにしても、今回はじめて食べた「ひつまぶし」(「ひまつぶし」ではない)は
意外に美味しかった!あんまり甘辛くなくって、さっぱり食べられました。
味噌カツ、天むす、味噌煮込みうどんなど、これまでに食べたことのあった
名古屋ご当地グルメは、正直私の口にはイマイチだったのですが、これはんまい。



あと、栄のデパート街(4,5軒のデパートが、道路の片側に一直線に並んでいる)や
大須の商店街(先輩曰く「上野とアキバと下北を足して3で割った街」)など、
いろんな意味でツッコミ処の多い、楽しい街でした。名古屋は。






その先輩にも「よく一日中鈍行列車に乗ってて疲れないね」と言われたけれど、
私にはまったくもって苦にならないのです。やっぱり鈍行の旅は楽しい!
これからはまた東京で集めた資料を整理・分析していく、つらい毎日が始まる訳
ですが、そんな現実に疲れた頃に、またフラっとどっか行こーかなー、と。






次に行ったときには、それこそ現実に帰ってこれなくなる可能性が大ですが(笑)。








追記ですが、私が中野を離れている間に、お隣の杉並区で、
「『つくる会』の歴史教科書採択」という大事件が起こって
いたのですね。



でも、何より悔しかったのは、そんなすぐ近くで、ネラーによる
「つくる会の教科書反対人間の鎖をさらに囲むOFF」という
あまりにもくだらない祭が決行され、しかもそれに70人近い
若者が集まっていた、ということ。



キーワードは「冷やし中華」。反対派の中心となっていた市民団体、
「『つくる会』の教科書採択に反対する杉並親の会」が、中核派と
何らかの関わりがあるのではないかという情報が広まったことに
端を発した合言葉のようです(両者の関わりについて真偽は不明)。



現場には「冷やし中核はじめました」というのぼりが立ち、
採択決定後は「キター━━━(゚∀゚)━━━!!」と描かれた紙を
持ってネラーが走り回る(裁判の「勝訴」の紙もった人みたいにね)。



同時に現場では「中華、食う?」「中華、食おっか」などの
アホな会話がネラーの間で飛び交いまくり、反対派のプロ市民を
大いに煽っていたとか(笑)。



うおー、楽しすぎるぜ。
もし自分が東京にいたら、参加はせずとも、遠巻きに見に行って
いたことは間違いないかと。何せ原チャリで10分の距離だし。



それにしても、何で自分のいないときに限って、こんな近くで、
こんな楽しいイベントやるんだろ。うーん、悔しいっす。











8.5 fri.

史上まれに見る最強コシヌケ政党・われらが民主党の、
「ネットモニター調査」に参加してみました。
もちろんフリーアドレスで(笑)。



今回のテーマはタイムリーな「靖国参拝問題」について。
もちろん民主党のアンケートなので、民主党の皆さんが
喜ぶような回答満載でお答えしておきました。



以下、設問と茶有の回答。




Q1.時の首相が靖国神社を参拝することについてあなたはどう思いますか? 
賛成である
 反対である 
 わからない 



Q2.小泉首相の靖国神社参拝が原因で中国や韓国との関係が悪化している
との見方があります。そうした中において、小泉首相の近隣諸国への
外交対応をどう評価しますか? 
十分に対応している 
 十分ではないが評価できる対応をしている 
 十分に対応しているとはいえない 
 全く不十分である 



Q3.民主党の岡田代表は政権交代後、首相になった場合、自分の意思で
靖国神社に参拝しないとしています。あなたはどう評価しますか? 

 大いに評価する 
 多少評価する 
 あまり評価しない全く評価しない 
 わからない



Q4.首相の靖国神社への参拝問題で日本の国益に叶うのは、参拝の継続か
中止どちらだと思いますか? 
参拝継続
 参拝中止
 わからない




さすがは最強コシヌケ軍団。「小泉首相の靖国神社参拝が原因で
中国や韓国との関係が悪化しているとの見方があります」って、
いまどき珍しいくらいの露骨な誘導尋問を仕掛けてきてたので、
ワタクシも、できる限りそのご期待に沿えるような回答を
心がけるようにいたしました。何て民主党思いなんでしょ(笑)。



これでコシヌケどもに一矢でも酬いることができたかなーなどと
思いつつ、回答者にのみ公開されるアンケートの結果を見てみると…



第26回 アンケート結果表示



Q1. 時の首相が靖国神社を参拝することについてあなたはどう思いますか?

賛成である 1838票
反対である 1185 票
わからない 207 票



Q2. (誘導略)小泉首相の近隣諸国への外交対応をどう評価しますか?

十分に対応している 538 票
十分ではないが評価できる対応をしている 950 票
十分に対応しているとはいえない 768 票
全く不十分である 974 票




Q3. (悪夢のような仮定ですが)民主党の岡田代表は、首相になった場合、
靖国神社に参拝しないとしています。あなたはどう評価しますか?

大いに評価する 859 票
多少評価する 472 票
あまり評価しない 343 票
全く評価しない 1439 票
わからない 117 票



Q4. 首相の靖国神社への参拝問題で日本の国益に叶うのは、
参拝の継続か中止どちらだと思いますか?

参拝継続 1746 票
参拝中止 1188 票
わからない 296 票






・・・なんだ、結局、みんな考えることは同じなのね(笑)。





ちなみに先日、いま話題になっている高橋哲哉氏の
『靖国問題』(ちくま新書)を読了しました。



著者自信がかなり明確に「靖国反対」の立場を表明しており、
その立場から「いかに靖国が軍国主義と結びついてきたか」を
論理的に説明しようとしている本なので、「勉強する」のではなく、
初めから「著者の主張を論破する」つもりで読み進めていくと、
ディベートのよい練習になるかと思います。



この『靖国問題』については、正直かなり腹が立ったので、
このニッキ上でも一つ一つ丁寧に叩きつぶすつもりではいたのですが、
8月15日までにupが間に合うかどうかは、ちょっと厳しい感じです。






とりあえず今の自分にとっては、靖国(とゆーか高橋哲哉)よりも
バイト(=収入)と修論(=卒業)の方が大事なので。

















[PR]動画