ひとりごと
〜2002.December〜

千年紀末の雪!
嗚呼、東京の空を飛ぶ夢をみたよ

(キリンジ“千年紀末に降る雪は”より)




12.21 sat.


異教徒の教祖の誕生日パーティはともかくとして、忘年会シーズン。
飲めない人間にとっては、毎週末のように拷問が待ち受けている季節となりました。
そんな毎週毎週忘れてばっかでホントにいいのか、という叫びはかき消され、
私の会社でも、先日第1回忘年会が催されました。
もちろん幹事は酒飲めぬ新入社員、ワタクシです。



何とか無事に一次会を終わらせた後は、いつものように、
誰一人として私を20代日本人と見てくれないあの店へ強制連行。
(何か最近馴染みの客になりつつあるような気がする…)
トルコ人、ギリシャ人などのラインナップに加えて、今回は初めて「チリ人」という
珍回答も出てまいりました。



横領した公金で豪邸建てて日本のオトコの○○○は×××とか言って
「お父さんのためのワイドショー講座」で3位以内に入ってみたい… などといふ
密かな野望でもあったとしか思えません。歌舞伎町某店のホステスKよ。
自称・國学院大経済学部4年。卒業旅行はサグラダファミリア。
國学院って神道系の大学じゃ…とゆーツッコミは愚問なのか。





…とにもかくにも、私は、本人の全く感知せぬところで、
中東のみならず南米まで制覇してしまったようです(笑)。






最近、通勤時間を利用して、東野圭吾とか佐伯啓志とか野沢尚とか北田暁大とか、
とにかくいろんな本読みまくってます、と、現代の若者の活字離れに
真正面から喝を入れるようなカッチョイイ話をするつもりだったんだけど、
どこで間違えたんだか。
団鬼六もフランス書院もあんまり詳しくないから語れないし…
(いや、これはマジで)。






とりあえず、肩年齢だけは本当に40代超のワタクシ。
マッサージに行くなら、新宿南口の伊藤マッサージセンターに行くのが
絶対一番気持ちイイ思います。
15分1500円〜で、そこはこの世のパラダイス(笑)。








何のこっちゃ訳分からん、という人は、分からない方が幸せな事もあるってことで。
分かった人だけ、不気味にニヤニヤするなりしてて下さいな。
決して本人に面と向かって聞かないよーに。








…そうだよな。モロスケ君(笑)。












12.14 sat.


今年も残すところあと○日、という表現は大嫌い。
年末年始特番のあの耐え難いまでのつまらなさを思い出してしまうから。






さて、今年も残すところ、アルデバラン系第13惑星テオリア帝国暦で16自転。
茶有的には、いろいろありすぎてなんだかよく分からない一年でした。


とはいえ、ただでさえアクセス数激減中の超不景気サイト。
ここに某企業とか某営業本部とか某部長とか竹中政策とか金○日への
恨みつらみをぶちまけても仕方ないので、
今年、ちょっとがんばったことをご報告ってことで。ポジティブリゲイン。






今年はライブによく行った年でした。
ちょっと考えただけでも、CANNABISに始まり、Port of Notes、
スカパラ、モー娘、氣志団(2回)にフジファブリック。


こうして並べてみると、如何に自分が脈絡のない音楽の聴き方をしているかが
よく分かるのですが、雑食であるが故に、それぞれのライブが違って見えて
とても楽しいのもまた事実。






一番面白いのは、と聞かれれば、やっぱり氣志団ですな。
あの徹底したエンターテイメントっぷりは、賞賛に値すると思ひます。
何せ、オープニングが「ビーマイベイベー」。公称ライバルは小田和正。
いきなり(ネタで)「熱き鼓動の果てに」生演奏始められた日にゃ…!
瞬殺です。



あの中に○'zのファンが来てたらさぞ腹を立てたんだろうけど、
そんなん絶対にいない前提で堂々とネタにしてしまうのは、ある意味チャレンジャー。
笑えない人には全くもって面白くないんだろうけど、基本的にはそれで笑える人たちが
集まってるからね。ああいった場には。
だから、「浮気相手はRAG FAIR?」などとゆートークに反応できるのでしょう(笑)。



でも、そんな人たちの中には、○'zと同じレベルで
モー娘。馬鹿にしたりする人もいるのかも。それもまたどーかと。
今のソニンを見て応援したくならない奴は、男として、ヒトとして、
ダメだと思う。これは本気(マジ)で。



「売れてる音楽が面白くない」んじゃなくて、
音楽はあくまで商売だ、なんてことは分かってるから、
とにかく楽しませてほしいと思ひます。音楽も含めたエンターテイメントとして。
そして、スカパラにしても、モー娘。にしても、その辺本当によく分かってると思う。
もちろん、ソニンのあの演出のされ方にしても。








個人的には「津軽海峡」よりは「カレーライス」ですかな。あの健気さといったら、
君に胸キュンです。ロマンティックが止まりません。









どーでもいいけど、金○日って、別にFridayのことではないですよ。念のため(笑)。

















12.12 thu.


最近の茶有一押しバンド、フジファブリックのライブに行ってまいりました。
純和風ロックで、いや、カッコよいですよ。彼らは。聴いてて気分がよくなります。
荒削りではあるけれど、今年発見したバンドの中では、ゲントウキ以上の大ヒットかも。






さて、今回のフジファブのライブは、彼らの1stアルバム発売記念であると同時に、
キーボード担当の田所さん(女性)が参加する最後のライブでした。



ところが、web上に掲載された田所嬢の脱退の「ご挨拶」を見てみると…


 ただ残念だとしか言いようがありません。
 既に発表されていますが、今後のフジファブリックについて
 リーダーの志村が考え、決めたことです。
 結果、私は脱退することになりました。
 12日のレコ発ライヴが最後となってしまいました。


 あまりに急に決まってしまったのでまだ正直に言うと
 気持ちの整理がついていません。


 12日以降に予定していた年内のライヴも
 全力投球で臨むつもりをしていたので残念です。
 今まで本当に多くの皆さんに応援していただき、
 支えていただきました。(以下略)



どうやらこのキーボード担当、リーダ−志村氏(作詞作曲、vo.)に
「辞めさせられた」ご様子。




確かにこのバンド、疾走感のあるロックであるにもかかわらず、
どこか懐かしい感じのする抜群のメロディセンスを持ってはいるのですが、
全体的に一つ一つの音が弱い気がしてはいました。
特に、キーボードの主張がもう一つ噛み合ってない感があったのも、また事実。




とはいえ、ようやく1stアルバムが発売され、ある程度の評価を得ることができて、
小さな箱ではもう入りきらない程のファンも獲得し、
商業的には、いよいよこれから一儲け、な今の状況。
このタイミングで、これまで一緒にやってきた仲間を切り捨てるのは、
果たしていかがなものかと。






作詞作曲者のメロディセンスは十分。
キーボードの音が強化されれば、このバンド(の売上げ)は
これからさらに大きくなっていくことと思われます。
個人的事情があったのかも知れませんが、レコード会社との軋轢もあったことでしょう。






売上げをとるか仲間をとるかという二者択一で、前者を選んだわけですな。リーダーは。






皆さんはどう思いますか?
ちなみに、私がこのリーダーだったら、やっぱり同じ道を選んだと思います。






たぶん、「自分でお金を稼いで食べていく」って、そういうことなのでしょう。
ブレイク前のミュージシャンだろうが、研究者であろうが、
例え何の変哲もない営業マンであろうが。
さびしい話だけど。






もちろん、このバンド内部でどんな話があったのかについては、私は知りません。
ここに書いたのはあくまで茶有の妄想です。






でも、どんな事情があるにしても、商売するって厳しいことに変わりはなく、
そしてそんな事実にちょっと複雑な思いを抱いてしまったのでした。






ちなみに、ライブは本当に素敵でした。生演奏だと楽曲の良さが際立ちますな。






Say Hello to Max Weberは、フジファブリックを応援しています。











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