ひとりごと
〜2002.August〜

新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空仰げ

(藤浦洸 「ラジオ体操の歌」 より)



8.23 fri.


ネカフェ更新生活も早や6ヶ月目に突入しようとしております。
ってことは、新社会人生活も、もうすぐ半年ということですね。
「新人に見えない」「中途かと思った」等々、散々な言われようをされながらも、
何とか東京砂漠でしつこく生き残っております。




どーせ老けて見られるなら、せめて「部長かと思った」と
言ってほしいモンですが。課長は不可。





さて、すっかりネットカフェの常連となってしまったワタクシ。
安さを追求するなら新宿歌舞伎町の「ネット王国」(15分45円!)ですが、
一番多く通っているのは高田馬場にあるネットカフェ「バグース」です。


もちろん、仕事帰りに交通の便がよいというのもあるのですが、
店内もゆったりと落ち着いていて、マンガやゲームの数も多いです。
ソフトドリンク類も充実しています。「バナナミルク」はかなりのハマりメニューです。





お店同士の競争も激しくなってきたからでしょうか、最近のネットカフェは
総じて快適です。革張りのリクライニングシートで優雅な気分に浸る、なんてのは当たり前。
マッサージ付き(エロではない)とか、カップル用シート(エロではないけどちょっとエロ)とか。


ところが、先日福岡に帰省した際、友人と約束した時間まで
少し時間があったので、近くにあったネットカフェに入ってみると、
そこには東京のそれとは全く違った空間が確立されていました。





まず店内に入ると、カウンターで身分証を出し、会員登録をさせられます。
事故などがあったときのための保険なのでしょうが、セキュリティにこだわる茶有的には
ちょっと不満。もちろん、tel番号や住所は嘘八百ならべといたのですが(笑)。


しかしながら、中身は驚くほどの充実ぶり。つか、この設備でこの値段でやっていけるのか?と、
本気で心配してしまうほど。最近、設備投資過剰に対しては銀行もかなりうるさいので。


一台一台のパソコンはブースで区切られているのですが、
ラーメン屋「一蘭」のようなカウンターを区切る方式ではなく、
4方を完全に囲ってしまう密閉方式。入り口には小さな開閉式のドアまでついています。


完全なプライベートスペースが確保されている上、大型ステレオヘッドホン装備。
パソコン自体もCD−R搭載のかなり新しい機種なので速いです。回線は何と光ファイバー!






・・・この話を聞いて、「エロ画像落とし放題じゃん!」と思ったそこのアナタ。
結局、アナタが一番エロですな(笑)。






ま、男なら誰しもそう思うんでしょうけどね。
性(と書いてサガと読む)というか、
業(と書いてカルマと読ませる)というか、
それとも、宿命(もちろん"SADAME"ですよ)というべきか。





ちなみに、茶有はCD-Rの使い方が分からなかったので断念。
損した気分と言えばそんな感じもしないでもない訳でもないような気もしなくは無い。








8.15 thu.


いくら過労という名の殺人行為が日常茶飯事として行われている(想像)私の会社でも、
お盆休みくらいは取らせてもらうことができます。
日本が善戦実らず鬼畜米英に敗れてしまった日に仕事するなんて、非国民の極みですから。


但し、今日、英霊の御霊眠る靖国の地に足を向けない総理大臣なんて、
私は日本の指導者として認めません。
中国と韓国は許しても、私が許しません。
何より「靖国で会おう」と誓い合い、
この国(国家体制ではなく、この国に生きる愛する人々)を守るために
死んでいった英雄たちが、許すはずがありません。


私には今の世論を動かすほどの力はないけれど、
それでも、せめて8月は携帯着メロを君が代にしてみました。
あまりにもささやかな、私なりの抵抗。今の自称平和主義者に対する。








さて、真面目な話ばかりしてると、ただでさえ少ないアクセス数が
ユ○バ○サル・ス○ジオ・ジャ○ン並に減ってしまうので、
ここいらで一つバカ話を。それももう飽きたよ、とゆーツッコミは置いといて(笑)。








お盆休みに入る前日、私は工場で行われた会議に出席(もちろん見学のみ)し、
そのままそこで行われたお盆前の盛大な打ち上げパーティに参加しました。
私がビールを紙コップ半分くらい飲んだ頃(ここまでの所要時間1時間)、
上司がやってきて、いきなり死刑宣告をします。




「茶有君さあ、私はもう少ししたら帰るけど、この後はK課長が
キミ達を“営業教育”してくださるそうだから(笑)」




・・・ちょっと待てい! (笑)じゃないっつーの!
すでにこっちはビールをグラス半杯も飲んでフラフラになっとるっつーに。




かくして、私を含め二名の新入社員が、「営業教育」とやらのために
上野の歓楽街へと駆り出されたのでした。


3日の日記にも書いたように、私は基本的に真面目な討論が大好きな反面、
どーでもいいような汎用的で使いまわしの効く、いわゆる頭の悪い話が苦手です。
そんな私に、上野の路地裏のクラブのお姉様たちの「営業教育」が楽しめる訳もなく、
盛り上がる課長を横目に、私はただただウーロン茶をすすっておりました。


但し、いくら観世音菩薩の生まれ変わりと呼ばれる心優しき私でも、
我慢できる限界ってもんがあります。
以下、上野広小路にある某クラブのお姉様(推定年齢29)と、茶有との会話。




姉「茶有さんはぁ、今、おいくつなんですかぁ?」
茶有「(とりあえずお約束の切り返しで)・・・うーん。いくつに見えます?」
姉「えー。男の人ってー、トシ見分けるの難しいですよねぇ」
茶有「いえいえ、見たままでいいですよ」




姉「(かなり真剣に考え込んで)にじゅうー・・・はちくらいですかぁ?」






・・・テメー、サバ読んでそれかい!!






もういいんです。誰も私のこと大学卒業したばっかりになんて見てくれないんです。
そうですよね・・・。所詮、大事なのは見た目なんですよね・・・。外見なんですよね・・・。




K課長のビートルズを聴きながら、私はそんな事を考えたり考えなかったり。
いーんです。どうせ人生枯れススキ。今の老け顔は未来の童顔(ウソ)。






・・・上野広小路の某クラブKの某T(推定33歳。ホンネを言えば)。
今度あったらコロス。









8.2 fri.


社会人になると、飲み会の回数が増えます。当社比3倍以上です。当然のごとく。


私にしてみれば、何が当然なのかは分かりませんが、とりあえず飲まなければならないようなのです。
社会人ってヤツは。例えグラス1杯のビールで吐いてしまうようなヨワヨワな人間であっても。
お父さん、お母さん、私が死んだら労災請求よろしくお願いします(笑)。






さて、日本人の平均に比べて血液中のアセトアルデヒド脱水素酵素が極端に少ないワタクシ。
もちろん酒は大嫌いなのですが、飲み会自体は決して嫌いではありません。
盛り上がっている友人たちの姿を見るのは、それはそれで楽しいものですから。
酒を飲まなければ人間関係を構築できないようになっているオトナ社会への疑問を感じつつ、
それでもそれなりに楽しんではいるのです。ウーロン茶をちびちびやりながら。


ただ、酒もタバコも飲まず、基本的にはマジメ人生を歩んできたワタクシ。
飲み会の席では自分もがんばって盛り上げようとはするのですが、
「酔い」という最強の武器を持つ周囲の勢いには勝てず、連敗街道を驀進しております。





そんなときに、同期の友人らをはじめ、盛り上がっている周囲からよく言われる言葉。




「茶有さあ、もっと自分を出そうよ!」





…ぶちっ。





「これが素なんじゃい!!!!!」





じゃあ、アンタらの「素の自分」とやらは、どーでもいいバカ話とエロ話のみで
構成されているんですな?アンタらにとっては、世の中の全部の人間が、
「普段は表に出さないけど、実は下ネタ好き」なんですな?


世の中には「Mr.Childlenの歌詞の良さ」について盛り上がるよりも、
「情報化社会におけるメディア表現について」とか「資本主義社会の文化生産性」とか
「闘病記に見る末期がん患者の意識と役割期待」とか「黒人差別と同和問題の比較的考察」について
語り合う方が何十倍も楽しいと思うヒトだっているんです!





もちろん、私だってその考え方が異端であることくらい分かってるし、
みんなが「好みのタイプ」トークで盛り上がっているときに、
「ネット時代における日本映画の変革」についての話題を出そうとは思いません。
前述のように、下世話トークだって、それはそれで楽しいものですから。


ただ、自分にとっては「乙葉 VS MEGUMI、胸がでかいのはどっちだ!?」の話題で
盛り上がっている方が、明らかに素ではないのです。
もっと酒を飲ませて突っ込み入れれば、「実は優香の胸が一番大きいと思う」などと
こぼし始めるなんて思わないで下さい。どーでもいいことなんです。茶有的には。





第一、辻希美好きの池脇千鶴ファン、田中麗奈も好きで、
おまけに中澤裕子を師匠と慕っている時点で、分かるでしょ。
釈由美子型ビールサーバー「釈お酌」への興味の無さなんて(笑)。







アルコールが入れば、誰でも普段は言えないような本音をぶちまけるもんだ、というのは、
ある意味正しい見解でしょう。それがあるからこそ、飲み会ってのは盛り上がる訳で。


ただ、飲めない人間は、アルコールが入っているだけで普段とは違う状態に
なってしまっているのです。もちろん盛り上がってる皆様とは逆の、マイナスベクトルに。
そんな時、果たして周囲と同じように盛り上がることができるか…考えれば分かりますよね。








ちなみに、飲み会の席で泥酔していた人間から何らかの実害を被ったとき、
「あの時は酔ってたから」という言い訳を、私は絶対に認めません。







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