diary

現代の社会に。どーでもいい日常に



12.26 Tue.

いつの間にかクルシミマス(ぐえ…)、いえ、クリスマスとかいうお祭りが終わっていました。
クリスマスなんてものに浮かれている日本人の皆さんは、11世紀に十字軍によって行われた
残虐な侵略行為や、いまなお戦争状態の続くパレスチナのことをどのように考えているのでしょうか。
Let's hope it's a good one, without any fear. 祈りをささげる日なのですよ。クリスマスは。
決してお台場の
楠瀬誠志郎LIVEで盛り上がる日ではないのです。



え?そーゆーアンタはクリスマスはどうしてたのかって?
もちろん盛り上がってましたよ。
忘年会で。



うるさい宗教の勧誘を、「私、浄土真宗ですから」という一言で撃退してきた私に、
クリスマスも有馬記念もないのです。
男は黙って新嘗祭。くす。



それにしてもクリスマスが終わって年が明けるまでのこの空白期間って何なんでしょうね。
まるで紅白歌合戦が華やかにフィナーレを迎えた直後の「ゆく年くる年」のオープニングみたい。



クボジュン:「(蛍の光にのせて)それではまた来年、お会いしましょー!! みなさん良いお年をー!!」

(一瞬の間)

ゴーン…

ナレーター:「
しんしんと雪の降る、ここ、善光寺では…」



このギャップ。この趣が分かってこその日本人ですね。盛者必衰。和洋折衷。我酔う雪中。



みなさん、良い2661年(神武天皇即位紀元)をお迎えくださいませ。




12.17 Sun.

私を知らない人は、16日の日記を見て驚いたかもしれませんね。
「うぉっ!!普通の時事ネタも話せるのか、コイツは!!」って。
確かにいつもアホなことばっか言ってますが、一応天下国家のことも少しは考えてるんですよ。これでも。
そう見えないと言われれば反論のしようもありませんが。

「社会派茶有」を実証するために、今回もちょっとたけ硬派ネタを。



「バトロワ」に関して、マスコミはすごく微妙な立場で論評してますね。
左翼系メディアはやっぱり批判したいだろうし、でもあんまりバトロワの支持が高いと
逆に自論への支持を失ってしまうし、「表現の自由」に絡めて言えば批判すべきは
規制をかけようとする政治家達だろうし、でもあんまり「暴力表現規制」を批判すると
最近の少年犯罪に対する世論に逆行することになるし…
…ってな思惑が渦巻き、結局のところ今は各局とも様子見といったところでしょうか

何が言いたいかといえば、マスコミ報道なんてそんなもんだってこと。

先日タバコ増税法案が廃案になった時、マスコミはこぞって政治家のコシヌケ振りを批判したでしょ?
でも、今度のワイン・焼酎・発泡酒への増税法案に関しては、法案成立に対して激しく反対してる。
何故かといえば、世間ではタバコを吸わない人の方が力が強く、逆に、酒は飲む人の方が
飲まない人より圧倒的に力が強いから。
タバコは吸わないし酒も飲めない私から見れば、どっちを増税しようが関係ないし、
むしろそれで少しでも危機的な財政状況が改善できるのならば、どちらも積極的に増税して欲しいと思う。
酒飲みの皆さんは怒るかもしれないけど、結局酒類の増税反対の理論も、タバコ増税反対の理論も、
一歩引いた視点で考えれば、言ってることは同じなんです。
従って、タバコ増税に賛成した人が酒類の増税に反対するのは、論理が矛盾しています。



何でタバコは増税してよくて酒は増税しちゃいけないのか?。自分がタバコは吸わないけど酒は好きだから。
つまり、結局自分達の都合なんですよね。でも、それをいかにも「国民のために」みたいな言い方で正当化している
マスコミに腹が立つ。エセ知識人に腹が立つ。久米宏に腹が立つ。

少数であるが故に差別を受ける例えば障害者に関しては同情的に扱うくせに、
アルコールが飲めない人間という「マイノリティ」に関しては見向きもしない。

みんな当たり前のごとく政府を批判しているけど、ちょっとだけ頭を使えば、
逆の立場にいる人たちのことを考えれば、そんな簡単に国家政策に対して物言いなんてできなくなるはずです。
少しだけマスコミの国家批判に対して、懐疑的なって欲しいのです。
必ず陰に隠れて見えなかった新しい側面が見えてくるはず。





…どうですか?。賛否はともかく、一応硬派ネタも考えてるでしょ?私。
みなさんの反応がよければ、ここのコーナー、社会問題について熱く語り合うページにしてもいいなー。



…でもダメか。私がもうネタ切れだし(笑)。




12.16 Sat.

東京写真美術館で公開中の「式日」という映画を観てきました。
「エヴァンゲリオン」でおなじみ庵野秀明監督に、主演が「スワロウテイル」の岩井俊二(!!)。
なんちゅーキャスティング…と思いつつも、やはり興味深かったので観てまいりました。
難解な作品なのかな…と思いきや、比較的まとまった感じの、でもとても綺麗な映画でした。

さて、いい映画を観るとすっかり身体が映画モードになってしまう私。帰りにもう一本借りてきて
そのまま観てしまいました。「スペーストラベラーズ」。
面白かったです。よくあるといえばよくあるパターンのコメディなのですが、本当にネタが細かい!!。
ディテール観てるだけでも十分に楽しめる作品です。

とてもアーティスティックなものと笑えるものとで全く相反する性格を持つ二本の映画なのですが、
共通項として私が気づいたのは、その「演劇性」。
ある限られたフィールド内のみで如何にして飽きさせずに楽しませるか。美しい場を作れるか。
意外なストーリーを組み立てられるか。そんな技術が詰まった2作品でした。
私は基本的に演劇はあまり好きではないのですが、それはあの「閉鎖的な集団性」と「オーバーアクション」が
好きになれないだけであって、「場の構築法」「ディテールへのこだわり」とかは、映像を撮る人間としては
勉強しなければ…と思う次第なのであります。



日本映画といえば「バトルロワイアル」が話題になってますが、あれも笑止千万ですね。
「自主規制」に国会議員入り込んできたらそれは「自主規制」にならんでしょうが。
だいたい「バトロワ」はダメで花村萬月はいいんかい。
渡辺淳一は文学なのに、フランス書院は単なるエロとしかみなさないようなよく分からん評価基準。
表現の自由が映画には適用されないなんて、いかにも古いインテリの考えそうなことでしょ。
確かに「なぜ少年達は凶悪犯罪に走るのか?」という疑問には、自分達との接触の少ない
映画・テレビ・ゲームを犯人として仕立て上げるのが一番簡単。そしてこいつらのせいにしておくことで、
行政政策とか親のしつけとか自分達への責任は回避できるんですよね。だから大人は便利なこの解答を選びたがる。
でも、私だってアリアハンでスライム相手にギガデイン使うような残虐なことしてきたけど、
何とかまともに(?)育ったっつーの。

「バトロワ」観て残虐性に目覚めるのか、「殺し合いは怖い」と思うのか、単なるエンターテイメントとして捉えるのか。
果たして子供達はどんな反応を示すのか、調査してみればすぐ分かるはず。
深作監督も言ってたけど、規制したがるヤツが本当は一番子供のことを過小評価してるし、信じていないのです。



「いやー、映画って、本当に面白いものですよねー」
水野さんの言いたかったことが身にしみて分かるような気がする今日この頃。




12.9 sat.

冬ですね。ひさしかぶりの日記更新となりました。
ミナサンオゲンキデスカ−(←井上陽水調で)。私は今日もくうねるあそぶ。

はい、いつもの事ながらどーでもいい与太話を一つ。
関東地方にお住まいの方はもうおなじみだと思うのですが、西武のCMに出てくるキャラクターありますよね。
今年の「西武夏市」の時には腰ミノつけて「おっかいもの、おっかいもの」ってハワイアン踊ってた、ヤツです。
あれ、正式には「お買い物クマさん」という名前らしいんですが…。



…………私にはウサギにしか見えない。



だって、真っ白なんだもん。



おかしいよ。絶対何かがおかしい!!。だって、白くまってこれですよ!!。



…失礼致しました。これですよ!!。



それに対し、一般的にイメージされるキャラクターとしてのウサギはこれ



ほら!!、どう見ても後者の方が近いじゃん!!、西武のヤツは!!。

関東に引っ越してきて初めて見たときから、私はヤツをウサギと信じて疑いませんでした。
いや、今でもそう考えています。ヤツはウサギだと。
しかし、いろんな人にこの話をしているのですが、賛同してくれた人は一人もいません。
そして私は「王様の耳は…」と叫んだ床屋よろしく、こんな掃き溜めみたいな場所で
「ヤツはクマではない!!」と叫びつづけているのです。

でも、この広い日本、一人くらいヤツを「ウサギ」と思ってた人はいるはずですよね。
そんなアナタ、今すぐ連絡を!!。皆の目を覚ます為に立ち上がりましょう!!。





…ってな訳で、もうすぐ冬のバーゲン。何を買おっかな♪





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